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日経ビジネス「年収1000万円世帯の憂鬱」

今回は次の記事の紹介と感想を述べさせていただきます。

日経ビジネス2013年7月1日号 P26~41
「負担と不安が消費を止める~年収1000万円世帯の憂鬱~」

近年、増税や社会保険料負担の増加による実質可処分所得が減っています。
毎月5万円以上の使えるお金を失うということです。
特に消費税の増加により年収1000万円世帯は1年間で29万4000円の負担税になってしまっています。これは2011年に比べて8%も増加しています。
今まで年収1000万円あると生活に余裕がある「富裕層」として見られてきたためか、近年こういった増税の「ターゲット」になっており、将来が不安だという家庭が増えつつあります。

課税により生活に余裕があったはずの年収1000万円世帯は今、節約して生活していかなければならないという現状です。
消費税の増加、児童手当の減少、教育費の負担などのほかに就職難やリストラ、給料カットなどによりある家庭では、生活費や老後のための貯金で自由に使えるお金はほとんどなく節約できることはやりきってしまい生命保険の解約をするしかないほどに追い詰められています。
また、ある家庭では年収1000万円の余裕があった生活が増税で自由に使えるお金が減り余裕ではなくなったのにも関わらず今までの生活を変えることができない、1000万円の豊かさから抜け出せない、どうしても浪費が抑えられない、などの理由で節約できないでいます。また、それまでの習慣や近所への見栄などから節約を遠ざけてしまっています。

日本の成長の原動力となってきた分厚い中間層の象徴的な存在だった年収1000万円世帯の人達は、今決して十分と思えず楽ではなく不安な毎日を過ごしているのが現状です。

そうして、こういった人達の購買力が弱まることは、日本の現状を表しています。
より強く国家財政への貢献が求められる層が節約していると経済発展は難しくなり日本はこれから成長できるのかという疑問が出てきます。
日本を成長させるためにも消費意欲をわかせる戦略が必要だと述べられています。

私はこの記事を読んで共感する部分がありました。
親に聞いたところ私の家庭も年収1000万円世帯の層には入るそうです。しかし、お金のことに親はついていつも悩んでいるように感じられました。節約を考えてはいるけれど今までの生活をやめられない。まさに記事に書いてある通りだなと思いました。
高額所得者だからといって幸福度が高いとはいえない、しかし低所得者だからといって幸福度が低いというわけでもないということを改めて気づかされました。

3年小林奈津季

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