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日経ビジネス 下請け新時代


今回は、日経ビジネス8月号P44~55に掲載されている
「下請け新時代」という記事について紹介と感想を書かせていただきます。


近年、EMS(電子機器の受託製造サービス)業界が急成長を続けています。
特に注目されているのは、ホンハイ精密工業という台湾の企業です。
ホンハイの特徴は、世界で2番目に従業員が多いこと。数十万人規模の若者をかき集め、
顧客の代わりに大量の生産設備を抱えていることです。

ホンハイは、どのように成長を続けているのか?

現在、米国メーカーが設備や工場という大きな資産を抱える生産部門を売却したことで、
資産を抱え込んででも売り上げや効率を重視する「量」の勝負から、
資産効率を重視した「質」の勝負に転じました。
では切り離された生産部門はどうなってしまったのかというと、
それまで自社内の生産計画に基づいて生産すればよかった工場は、計画を立ててくれる存在が
無くなってしまったことで「自我」を持たざるを得なくなりました。
そして彼らは、自分たちが重すぎるから切り離されたのだと、またそもそも付加価値が小さい生産部門なので
利益率が小さいと考えました。
となると資産を高速回転させて「量」をこなす薄利多売を目指すほかないとなり、
結果的に切り離したメーカーだけではなく、他社の仕事も求めることになりました。
いわば、リストラ組の「下請け」、それがEMSの始まりだと言われています。
EMSの成長を続けさせている要因は、資産の高速回転・常に仕事を求めるという「貪欲さ」のメカニズムです。

ホンハイは従業員が多いため、安価な労働力があり、またその人数も資産になります。
そして世界各地に拠点を置くことにより、中国の最も安価な労働力を利用しました。
このような中で、ホンハイは米アップルのスマートフォン「iphone」に目をつけました。
iphoneの大量出荷による太陽生産、それに必要なコスト・人件費を、中国の安価な労働力で賄ったのです。
このiphoneの世界的ヒットが、アップル・ホンハイのコンビを更に巨大化させました。

しかしその急成長の裏で、売上率は上昇しても利益率はほぼ変わらないという事態が起こりました。
「人」という資産の維持=人件費のコストが高騰を続け、それが利益をむしばみ続けている状態です。
結果的に、ホンハイは折り返し地点にあるといえます。


また、第3世代EMSという技術力を売りにしている企業もあります。
低コスト大量生産ではなく、プロ向けの電子機器などを多品種少量生産するやり方です。
従業員はベテランを使用し、新入社員はベテランとペアを組んで仕事をさせ
徹底的にスキルを磨かせ、信頼性を高めます。
特に自動車関連の売り上げが高く、現在は「量」よりも「質」を求める買収に変わってきています。


この記事を読んで、生産工場の特徴や現状を知ることが出来ました。
生産とは?と思った時に、ただ必要な分だけ作って売ればよいのでは、と思っていました。
しかし作るのはあくまで「人」であり、それに必要なコストも大きい。
また何が必要とされていて、それがどれだけ必要なのか、考えることが難しすぎると思いました。
そして中国のような安価なコストの裏には、従業員によるデモや反発が起こっており、
機械ではなく「人」を利用する仕事は問題点が多く大変だと感じました。
自分が普段使っているiphone、それ以外にも電化製品などの生産過程の裏側はこうなっていたのか!
と知り、改めて「物を作る」っていうのはすごいなと感じました。


3年 堀 琢也

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