- 関心のある業界について -
こんばんは、4年の鈴木雄大です。
前回の松田くんのブログにつづき自分も関心のある業界について書こうと思います。
と!...そのまえに!ゼミの授業に1分や2分の遅れは許されるだろうと.....
そんな考えは決していけません!!!その油断が大きなミス(課題)につながる事も知らず.....
来年度から新社会人になる我々ですが、今から社会人になる備えをしておくためにも1分1秒を大事にして
自覚をもって日々を過ごしましょう。
さて、本題に戻りましょう。
自分は来年4月から紳士服業界で働きます。
なので今回は紳士服業界にスポットをあてて書いていこうと思います。
みなさんは紳士服(スーツ)と聞いて何を思い浮かべますか...?
成人式や結婚式、新社会人の入社式、1限2限みなさんが乗っている電車内のサラリーマン...
冠婚葬祭といった節目節目もそうですが、今後毎日着ることになるはずです。
毎年4月1日は多くの企業で入社式が行われます。夢や希望に胸をふくらませる新社会人も多いことでしょう。
新社会人の真新しいスーツは、昔はデパートであつらえることが多かったのですが、
今では、AOKIや青山商事、はるやま商事やコナカといった紳士服チェーンの既製服で済ませることが主流になってきました。
会社の先輩達もほとんどが紳士服チェーン店で買っており、デパートで買うなんてもはや贅沢な時代です。
ファッション評論家の間では「日本のサラリーマンのファッションは没個性だ」
などとボヤかれていますが、その方がサイフにはやさしいです。
紳士服業界では、団塊の世代の大量退職もあり逆風が続き、シェア争いが激化し大手各社は、
独自の出店戦略や商品戦略を仕掛け、新顧客層の獲得に乗り出しています。
青山商事はジーンズやカジュアルスーツを中心に販売する
「ユニバーサル・ランゲージ」や、ショッピングセンター(SC)のテナントショップとして、
「ザ・スーツカンパニー」を出店しています。
業界一の資本力を武器に、幅広い業態に参入しているのが特徴です。
AOKIは、20~30代の男女向けのビジネス・カジュアル衣料店「オリヒカ」をSC中心に展開しています。
また本業の「AOKI」ではパリコレのデザイナーを起用したブランド服を販売していたり、
団塊世代を狙った旅行ウェアを充実させていたりします。糸の選定・開発からデザイン、縫製、販売までを
一貫して行なう、トータルスタイリングを強調しています。
はるやま商事は、SCをメインに「P.S.F.A.」などを出店するニューファミリー層の取り込みに注力して、
40歳以下の客層を狙っており。さらにレディス需要の開拓にも積極的で、女性向けリクルートスーツを充実させています。この動きに合わせて人材戦略も工夫し、パート社員を含めて約40%を占める女性従業員の数も
さらに増やしています。
コナカは、都心部の商業ビルやSCにオーダースーツ専門店「スマートクロージングO・S・V」を展開しており、
低価格ながら自分の体に合ったスーツをオーダーできるということで関心を集めています。また若年層向けの
「スーツセレクト」では認知度の高いデザイナーを起用して話題性を出すとともに、現代的なファッション性や
高品質を強調しています。
また、2着目1000円といった激しい安売り競争も一服感があって、
安さがかえってブランド価値を下げることもあって、現在はスーツ単価や客単価も上昇傾向にあり、
脱・安売りも示唆されています。そのため、店舗数の増加が売り上げに及ぼす貢献度は依然として高く、
出店地域でのシェアを獲得する意味でも、各社とも出店戦略を重要視しています。
こうした背景のもとでM&Aが活発化してきています。
最近では、AOKIとコナカとの間で起きたフタタの争奪戦です。
フタタは九州に約80店舗を構える老舗紳士服企業で、これまで九州にはAOKIもコナカも進出しておらず、
M&A競争に勝利したコナカはフタタと経営統合を果たし、九州進出の足がかりを得ています。
業界最大手の青山商事はすでに全国47都道府県出店をカバーしていますが、それ以下の各社は、
全国各地でまだ出店余地を残しており、M&Aによる販路拡大は加速しています。
東日本に強いAOKIは、中京地区のトリイや東北のゼビオメンズを取り込み、
西日本に基盤を持つ、はるやま商事は、北関東のマツヤと手を結んでいます。
弱い地域をどのように強化していくか。地元に強い同業他社を吸収し、
ドミナント効果(特定地域に集中的に出店して認知度や売上を向上させる効果)を高める動きが、
今後も活発化していくと思います。
自分は、紳士服業界がさらなる成長を続け、生き残りを図るためには、
新顧客層の獲得が絶対条件であると思います。
ファッション感度の高い20~30代に向けた「ユニバーサル・ランゲージ」や「ザ・スーツカンパニー」
といった都心型業態の拡大とともに、駅ビルやSC向けの業態の開発。
レディス婦人スーツ店舗の出店拡大とそれらの認知度を高めていかなければならないと思います。
機能性スーツも各社ともに様々な課題を見つけ、開発に取り組んできています。
自分を含め、業界全体でチャレンジ精神を合言葉に進んでいくべきだと強く思います。
前回の松田くんのブログにつづき自分も関心のある業界について書こうと思います。
と!...そのまえに!ゼミの授業に1分や2分の遅れは許されるだろうと.....
そんな考えは決していけません!!!その油断が大きなミス(課題)につながる事も知らず.....
来年度から新社会人になる我々ですが、今から社会人になる備えをしておくためにも1分1秒を大事にして
自覚をもって日々を過ごしましょう。
さて、本題に戻りましょう。
自分は来年4月から紳士服業界で働きます。
なので今回は紳士服業界にスポットをあてて書いていこうと思います。
みなさんは紳士服(スーツ)と聞いて何を思い浮かべますか...?
成人式や結婚式、新社会人の入社式、1限2限みなさんが乗っている電車内のサラリーマン...
冠婚葬祭といった節目節目もそうですが、今後毎日着ることになるはずです。
毎年4月1日は多くの企業で入社式が行われます。夢や希望に胸をふくらませる新社会人も多いことでしょう。
新社会人の真新しいスーツは、昔はデパートであつらえることが多かったのですが、
今では、AOKIや青山商事、はるやま商事やコナカといった紳士服チェーンの既製服で済ませることが主流になってきました。
会社の先輩達もほとんどが紳士服チェーン店で買っており、デパートで買うなんてもはや贅沢な時代です。
ファッション評論家の間では「日本のサラリーマンのファッションは没個性だ」
などとボヤかれていますが、その方がサイフにはやさしいです。
紳士服業界では、団塊の世代の大量退職もあり逆風が続き、シェア争いが激化し大手各社は、
独自の出店戦略や商品戦略を仕掛け、新顧客層の獲得に乗り出しています。
青山商事はジーンズやカジュアルスーツを中心に販売する
「ユニバーサル・ランゲージ」や、ショッピングセンター(SC)のテナントショップとして、
「ザ・スーツカンパニー」を出店しています。
業界一の資本力を武器に、幅広い業態に参入しているのが特徴です。
AOKIは、20~30代の男女向けのビジネス・カジュアル衣料店「オリヒカ」をSC中心に展開しています。
また本業の「AOKI」ではパリコレのデザイナーを起用したブランド服を販売していたり、
団塊世代を狙った旅行ウェアを充実させていたりします。糸の選定・開発からデザイン、縫製、販売までを
一貫して行なう、トータルスタイリングを強調しています。
はるやま商事は、SCをメインに「P.S.F.A.」などを出店するニューファミリー層の取り込みに注力して、
40歳以下の客層を狙っており。さらにレディス需要の開拓にも積極的で、女性向けリクルートスーツを充実させています。この動きに合わせて人材戦略も工夫し、パート社員を含めて約40%を占める女性従業員の数も
さらに増やしています。
コナカは、都心部の商業ビルやSCにオーダースーツ専門店「スマートクロージングO・S・V」を展開しており、
低価格ながら自分の体に合ったスーツをオーダーできるということで関心を集めています。また若年層向けの
「スーツセレクト」では認知度の高いデザイナーを起用して話題性を出すとともに、現代的なファッション性や
高品質を強調しています。
また、2着目1000円といった激しい安売り競争も一服感があって、
安さがかえってブランド価値を下げることもあって、現在はスーツ単価や客単価も上昇傾向にあり、
脱・安売りも示唆されています。そのため、店舗数の増加が売り上げに及ぼす貢献度は依然として高く、
出店地域でのシェアを獲得する意味でも、各社とも出店戦略を重要視しています。
こうした背景のもとでM&Aが活発化してきています。
最近では、AOKIとコナカとの間で起きたフタタの争奪戦です。
フタタは九州に約80店舗を構える老舗紳士服企業で、これまで九州にはAOKIもコナカも進出しておらず、
M&A競争に勝利したコナカはフタタと経営統合を果たし、九州進出の足がかりを得ています。
業界最大手の青山商事はすでに全国47都道府県出店をカバーしていますが、それ以下の各社は、
全国各地でまだ出店余地を残しており、M&Aによる販路拡大は加速しています。
東日本に強いAOKIは、中京地区のトリイや東北のゼビオメンズを取り込み、
西日本に基盤を持つ、はるやま商事は、北関東のマツヤと手を結んでいます。
弱い地域をどのように強化していくか。地元に強い同業他社を吸収し、
ドミナント効果(特定地域に集中的に出店して認知度や売上を向上させる効果)を高める動きが、
今後も活発化していくと思います。
自分は、紳士服業界がさらなる成長を続け、生き残りを図るためには、
新顧客層の獲得が絶対条件であると思います。
ファッション感度の高い20~30代に向けた「ユニバーサル・ランゲージ」や「ザ・スーツカンパニー」
といった都心型業態の拡大とともに、駅ビルやSC向けの業態の開発。
レディス婦人スーツ店舗の出店拡大とそれらの認知度を高めていかなければならないと思います。
機能性スーツも各社ともに様々な課題を見つけ、開発に取り組んできています。
自分を含め、業界全体でチャレンジ精神を合言葉に進んでいくべきだと強く思います。