アントレナシップ入門 感想
こんにちは、ビジネスケースの草野です。
今回はアントレプレナーシップ入門の第13章「成長することの楽しさ、難しさを知ろう」の感想を述べさせていただきます。
ベンチャー企業のビジネスプランでこれまでに無く、アイデアに溢れたものは1000社にわずか3社くらいといい、ビジネスプランの質は年々低下に陥っていると言われている。
そんな中、良いビジネスプランを展開しても顧客が集まらない、資金の調達ができない、収益が安定しないなどの多くの困難に遭遇するだろう。
ベンチャー企業が成長し続けることの難しさを具体的に述べると、まず「研究」から「開発」に進む段階には人によって認識が異なり、研究開発現場の作業や評価の混乱を招くという。この対照的な「研究」と「開発」を明確に区別しなければどれだけ優れたものでも事業化するに当たって到底上手くはいかないであろう。次に開発した製品を実際に商品に移行させ事業を展開するにも多くの課題に直面する。例えば、製品開発自体の遅れ、当初予想の顧客仕様の変更などである。
ここで最近のニュースを思い出したが、サントリーが販売した「レモンジーナ」や「ヨーグリーナ」の清涼飲料が予想を遥かに超える需要だったため製造が追いつかずに販売中止になったという記事をみた。これも一種の事業化に進む段階で招いた課題であり、需要の予想を見誤ったものである。
このように大手の会社でも失態はあり、それをどのように改善するのかまたビジネスプランだけ優秀な企業ではなく、事業や産業もうまく展開することが成長し続けることへのアクセスとなり、いろんな顧客の信頼を保ち大企業になるのではないかと思った。