移動革命MaaS〜世界が狙う新市場〜を読んで
こんにちは。
今回ブログを書くことになりました、せたまち2の籔田です。初めての試みで至らない点があるかと存じますが、よろしくお願いいたします。
皆さんはMaaSという言葉をご存知ですか?MaaSはMobility as a serviceの略語で、そのまま直訳すると「サービスとしての移動」となります。MaaSの定義は、発達中の新しいサービスであることから、先行している海外においても定まったものが無いのが現状です。欧州のMaaS Allianceでは、「MaaS
は、色々な種類の交通サービスを、需要に応じて利用できる1つの移動サービスに統合することである」とされています。具体例を紹介しましょう。
実は、MaaSは私たちの身近なところにも存在しています。今、この記事をスマートフォンから読んでいる方はきっとインストールしているはず。バスや電車の乗り換え案内アプリ「乗換NAVITIME」、「Yahoo!乗換案内」もMaaSの1つです。MaaSには機能に応じて「レベル」があります。前述のアプリのように、料金や経路の情報を表示できるものがレベル1、レベル2は様々な交通手段の予約やチケット発券、決済までをアプリ上でこなせるもので、西日本鉄道などの「マイルート」やドイツにある世界的自動車メーカーのダイムラーの子会社「ムーベル 」などが提供しています。さらに、MaaS事業者として移動手段を一元化したサービスを展開するのがレベル3。その上で都市計画やインフラ整備などの政策と一体になればレベル4となります。現時点でレベル3を達成しているのは世界最先端のMaaS企業とされる、フィンランドの「MaaS Global」が提供しているアプリ「Whim(ウィム)」のみです。MaaSの市場規模はは2025年までにざっと10倍に膨らむと予想されています。さらに2030年、自動車産業において、MaaSによる利益は全体の30%を占めると言われています。
世界が狙う新市場という記事を読んだので、私もMaaSのどんな所にビジネスチャンスがあるのか考えた。このようなことを考える時、私は基本的に「自分ごとの課題」を見つけることから始める。自分が不便を感じていることを見つけて、同じように困ってる人をターゲットにしたビジネスを考えていく。私が真っ先に思いついたのが、大学の最寄り駅から大学までの移動時間を短縮したいということだ。そこで、定額制タクシー配車アプリなんてどうだろうか。恐らくもう誰かがやっているが、独自の強みを持つことで勝負できるかもしれない。例えば学生割引プランや、ポイントが貯まるカードを作ったりする。バスの定期券のように運転車に定期券を見せるだけでいいので、その場でお金のやり取りは発生しない。料金次第でいくらでも利用したい人はいると思った。次に、時間があって各駅停車でのんびりと座って帰りたい時に、全然座れないのが腹立つことがある。座れないのは後から乗ってきた乗客に席を取られてしまうからだ。これを解決できるシステムを発明できれば、私みたいにイライラしてしまう人が減っていいのではないかと思う。
次に、私はMaaSが私たちの生活にどのような影響を与えるのか考えてみました。まず、新車を買う人が減ることは間違いないと思います。タクシーを楽に利用できれば空いてる駐車場を探したり、ガソリンの心配をする必要も無くなるため、マイカーで外出するより楽だと思うからです。特に日本は少子高齢化が深刻化していくので、新車の市場は小さくなり、他の先進国以上に自動車の保有台数は減少すると思います。次に、道路では渋滞が無くなり、車での移動時間が短くなるのではないかと思っていました。しかし、自動運転車の普及は渋滞を悪化させるという意見が多くあります。なぜなら、駐車料金を払うより走り続けた方が安上がりのため、自動運転車の台数が増えると大量のスペースを占領し、渋滞を引き起こすためらしいです。確かに一理ありますね。この問題を解決するには、政策と一体化したレベル4のMaaSや、何かしらの工夫が必要だと思います。
中国や米国に比べると日本はMaaSに関する取り組みは遅れている。しかし、既に日本でもMaaS事業者として取り組みを始めている会社は設立されています。世界最大のMaaS企業であるMaaS GlobalのCEO、サンポ ヒエタネン氏によると日本はMaaSに最適な場所だそうです。特に東京はあらゆる交通サービスがすでに集まっており、環境は整っているため、日本でもMaaSは成功すると確信しているそうです。世界最高のMaaSのプロフェッショナルが言うのだから、日本でもMaaSの市場規模は大きくなるでしょう。世界中の投資家もMaaS事業のスタートアップに多額の出資をしてくれると思います。この記事を読んでいるあなたもMaaSのビジネスモデルでスタートアップを考えてみてはいかがでしょうか。最後まで読んでくださりありがとうございました。
今回ブログを書くことになりました、せたまち2の籔田です。初めての試みで至らない点があるかと存じますが、よろしくお願いいたします。
皆さんはMaaSという言葉をご存知ですか?MaaSはMobility as a serviceの略語で、そのまま直訳すると「サービスとしての移動」となります。MaaSの定義は、発達中の新しいサービスであることから、先行している海外においても定まったものが無いのが現状です。欧州のMaaS Allianceでは、「MaaS
は、色々な種類の交通サービスを、需要に応じて利用できる1つの移動サービスに統合することである」とされています。具体例を紹介しましょう。
実は、MaaSは私たちの身近なところにも存在しています。今、この記事をスマートフォンから読んでいる方はきっとインストールしているはず。バスや電車の乗り換え案内アプリ「乗換NAVITIME」、「Yahoo!乗換案内」もMaaSの1つです。MaaSには機能に応じて「レベル」があります。前述のアプリのように、料金や経路の情報を表示できるものがレベル1、レベル2は様々な交通手段の予約やチケット発券、決済までをアプリ上でこなせるもので、西日本鉄道などの「マイルート」やドイツにある世界的自動車メーカーのダイムラーの子会社「ムーベル 」などが提供しています。さらに、MaaS事業者として移動手段を一元化したサービスを展開するのがレベル3。その上で都市計画やインフラ整備などの政策と一体になればレベル4となります。現時点でレベル3を達成しているのは世界最先端のMaaS企業とされる、フィンランドの「MaaS Global」が提供しているアプリ「Whim(ウィム)」のみです。MaaSの市場規模はは2025年までにざっと10倍に膨らむと予想されています。さらに2030年、自動車産業において、MaaSによる利益は全体の30%を占めると言われています。
世界が狙う新市場という記事を読んだので、私もMaaSのどんな所にビジネスチャンスがあるのか考えた。このようなことを考える時、私は基本的に「自分ごとの課題」を見つけることから始める。自分が不便を感じていることを見つけて、同じように困ってる人をターゲットにしたビジネスを考えていく。私が真っ先に思いついたのが、大学の最寄り駅から大学までの移動時間を短縮したいということだ。そこで、定額制タクシー配車アプリなんてどうだろうか。恐らくもう誰かがやっているが、独自の強みを持つことで勝負できるかもしれない。例えば学生割引プランや、ポイントが貯まるカードを作ったりする。バスの定期券のように運転車に定期券を見せるだけでいいので、その場でお金のやり取りは発生しない。料金次第でいくらでも利用したい人はいると思った。次に、時間があって各駅停車でのんびりと座って帰りたい時に、全然座れないのが腹立つことがある。座れないのは後から乗ってきた乗客に席を取られてしまうからだ。これを解決できるシステムを発明できれば、私みたいにイライラしてしまう人が減っていいのではないかと思う。
次に、私はMaaSが私たちの生活にどのような影響を与えるのか考えてみました。まず、新車を買う人が減ることは間違いないと思います。タクシーを楽に利用できれば空いてる駐車場を探したり、ガソリンの心配をする必要も無くなるため、マイカーで外出するより楽だと思うからです。特に日本は少子高齢化が深刻化していくので、新車の市場は小さくなり、他の先進国以上に自動車の保有台数は減少すると思います。次に、道路では渋滞が無くなり、車での移動時間が短くなるのではないかと思っていました。しかし、自動運転車の普及は渋滞を悪化させるという意見が多くあります。なぜなら、駐車料金を払うより走り続けた方が安上がりのため、自動運転車の台数が増えると大量のスペースを占領し、渋滞を引き起こすためらしいです。確かに一理ありますね。この問題を解決するには、政策と一体化したレベル4のMaaSや、何かしらの工夫が必要だと思います。
中国や米国に比べると日本はMaaSに関する取り組みは遅れている。しかし、既に日本でもMaaS事業者として取り組みを始めている会社は設立されています。世界最大のMaaS企業であるMaaS GlobalのCEO、サンポ ヒエタネン氏によると日本はMaaSに最適な場所だそうです。特に東京はあらゆる交通サービスがすでに集まっており、環境は整っているため、日本でもMaaSは成功すると確信しているそうです。世界最高のMaaSのプロフェッショナルが言うのだから、日本でもMaaSの市場規模は大きくなるでしょう。世界中の投資家もMaaS事業のスタートアップに多額の出資をしてくれると思います。この記事を読んでいるあなたもMaaSのビジネスモデルでスタートアップを考えてみてはいかがでしょうか。最後まで読んでくださりありがとうございました。