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セブン鉄の支配力

3年田中 智也です。セブン鉄の支配力について書かせていただきます。

今、セブンイレブンは圧倒的な販売力でメーカーに厳しい要求をつきつけている。またセブンの棚に商品が入るということはメーカー側にとっても日本最大の商圏へのアクセス権を手にすることになるので棚から弾かれないようにこれをのむ場合が多い。これは具体的には袋詰めのキャンディーのパッケージの幅を11㎝に変更してセブン専用の商品にして欲しいなどが上がる。
これはメーカーには得意、不得意があるが当社が良いものだけを協力工場から集めて組み合わせれば、NBメーカー以上の味と質の商品を手頃な価格で提供できるという商品開発担当者の考えがよく表れている。
セブンの出店の最前線では怒涛の店舗開発が行われている。これはセブンの出店速度が鈍れば、メーカーの売り上げの伸びは失速し、新技術や生産規模の拡充に再投資できる資金は減る。つまりは持続的な出店こそがセブンの事業拡大の牽引力であり、メーカーに対する支配力の源となっているのだ。
これはある地域の店舗網の密度を上げることで発送効率や地域シェアを高めるのがチェーストアのいわゆるドミナント戦略である。
この戦略が押しすすめられれば同じチェーン同士が競合して各店舗の商圏は狭まる。これにより軋轢を気にせず、理想的な店舗配置が可能なのだ。
人の流れや競合店の位置などから、最も理想的な立地を選定。その近くにセブンの既存店があっても原則的には新店の開発を優先する。既存店に関しては新店が優先されるため、他の場所に移動などの策がとられる。
影響を受けるオーナーはつらいところだがそうあることでチェーン全体とオーナーの売り上げを最大化すると信じるセブンはその手を緩めない。
またセブンイレブンの商品の質にもこだわりを置いている。10人中10人がおいしいという商品でなければセブンゴールドではないと発売をとりやめたこともある。少しでも納得できない商品を売るのはセブンイレブンのブランドに対する消費者の信頼を失うことになるとトップは考えている。こういった徹底した組織運営によってセブンはトップに君臨し続けている。

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