日経ビジネス5月24日号「壊れないが世界を魅了」を読んで
この記事を読み重要だと思ったポイントは、「落としても壊れないもの作り」というコンセプトのもと、その軸をぶらすことなく製品を作り続けていることだと思う。
G-SHOCKは徹底して耐衝撃性の高さと防水能力にこだわり、その個性的なデザインと優れた性能に魅了され、ファッションの流行に影響力のあるプロフェッショナルたちが注目し、世に広まっていった。
今では国内の知名度は90%とほとんどの人が知っているG-SHOCKだが、この背景には開発の苦労がある。
出だし好調で最盛期の97年には年間販売個数600万個に達していたがその時期は短く、黒の基本色に加えて、様々な色のG-SHOCKが世に送り出された結果、急に売れなくなってしまった。その時に思い返したのが、「落としても壊れないもの作り」である。行き過ぎたのか、消費者に飽きられたのか原因はわからないが、原点に戻った結果、G-SHOCKの個性は再び脚光を浴びるようになった。
消費者は、色やデザインなどいろいろな方向に開発されたG-SHOCKよりも、本来の姿のG-SHOCKを求めているのだろう。
どの商品にも商品独自の魅力があり、G-SHOCKはそれが耐衝撃性に裏付けされた意味のあるデザインだったため、これからもこのコンセプトを忘れずに、さらなるいい商品が世に送り出されてくることを期待しています。
小池 美那代
G-SHOCKは徹底して耐衝撃性の高さと防水能力にこだわり、その個性的なデザインと優れた性能に魅了され、ファッションの流行に影響力のあるプロフェッショナルたちが注目し、世に広まっていった。
今では国内の知名度は90%とほとんどの人が知っているG-SHOCKだが、この背景には開発の苦労がある。
出だし好調で最盛期の97年には年間販売個数600万個に達していたがその時期は短く、黒の基本色に加えて、様々な色のG-SHOCKが世に送り出された結果、急に売れなくなってしまった。その時に思い返したのが、「落としても壊れないもの作り」である。行き過ぎたのか、消費者に飽きられたのか原因はわからないが、原点に戻った結果、G-SHOCKの個性は再び脚光を浴びるようになった。
消費者は、色やデザインなどいろいろな方向に開発されたG-SHOCKよりも、本来の姿のG-SHOCKを求めているのだろう。
どの商品にも商品独自の魅力があり、G-SHOCKはそれが耐衝撃性に裏付けされた意味のあるデザインだったため、これからもこのコンセプトを忘れずに、さらなるいい商品が世に送り出されてくることを期待しています。
小池 美那代